【4月22日 CGTN Japanese】中国自動車流通協会乗用車市場聯席分会が発表した最新データによると、4月1~14日の中国製新エネルギー乗用車(電気自動車EV、プラグインハイブリッド車PHV、燃料電池車FCV)の小売台数は前年同期比32%増の26万台に達し、小売市場での普及率は50.39%に達し、初めて従来のガソリン乗用車を上回りました。

 中国の新エネルギー自動車はここ20年、驚くべきスピードで成長しています。2005~2015年の10年をかけて小売市場での普及率は1%を突破し、5%に上昇したのは2016~2019年の5年間で、ガソリン車は依然として市場の主流でした。しかし2020年を分水嶺として、中国は2035年までに新エネルギー車の市場普及率を50%超に引き上げる目標を定めました。その後、中国製新エネルギー車の普及率は爆発的に上昇し、2021年に14%、2022年に27%、2023年に33%を突破しました。

 業界専門家は、新エネルギー車の普及率の向上に伴い、関連の産業チェーンも盛んに成長し、電池、モーター、電子制御などの重要部品の製造や充電施設の整備を含め、中国製造業のモデルチェンジとグレードアップがさらに進んでいくとの見方を示しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News