米下院、9兆4000億円のウクライナ支援案可決
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【4月21日 AFP】米下院は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの追加支援に向けた約610億ドル(約9兆4000億円)の予算案を賛成多数で可決した。
ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は予算案可決を歓迎。「歴史の要請に応じるために」党派を超えて団結した議員をたたえた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領も、米国からの軍事的、経済的支援が再開されれば「大勢の命が救われる」だろうと歓迎した。
上院の民主党トップ、チャック・シューマー(Chuck Schumer)院内総務によれば、早ければ23日にも上院でも法案が可決される見通し。その後、バイデン大統領の署名を経て成立する。
下院では、台湾とイスラエルへの軍事支援や、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)などへの支援を盛り込んだ緊急予算案も可決された。(c)AFP