インドネシア噴火で国際空港閉鎖 「火山灰飛散」を警戒
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【4月18日 AFP】インドネシア北スラウェシ(North Sulawesi)州サンギヘ諸島(Sangihe Islands)の成層火山、ルアン山(Mount Ruang)の大規模噴火を受け、地元空港当局は18日、近隣飛行場を24時間閉鎖すると発表した。
ルアン山は16日夜以降、5回にわたって噴火。噴煙は上空1.6キロ超の高さにまで達しており、警戒レベルは最高に引き上げられた。
閉鎖が発表されたのは、北スラウェシ州の州都マナド(Manado)にあるサム・ラトゥランギ国際空港(Sam Ratulangi International Airport)。ルアン山からは100キロ超離れている。
同空港の閉鎖について、マナド州空港当局は「飛行の安全を脅かす火山灰が飛散しているため」と説明した。
空港閉鎖は17日午後8時26分に始まり、18日夜に解除の予定。
一方、地元の救助当局は、近くのタグランダン島(Tagulandang Island)を含む近隣地域の住民約1万1000人の避難を急いでいると述べた。
観光客や地元住民に対しては、火山から6キロ圏内に立ち入らないよう警告された。
噴火後、ルアン島(Ruang Island)からは800人以上がタグランダン島に避難していた。(c)AFP