【4月15日 AFP】23-24イタリア・セリエAは14日、第32節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)はホームで下位カリアリ(Cagliari Calcio)と2-2で引き分けた。

 インテルはマルクス・テュラム(Marcus Thuram)とハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)のゴールで2度リードしたが、83分にニコラス・ビオラ(Nicolas Viola)の得点で追いつかれてドローに終わった。

 2位ACミラン(AC Milan)が3-3でサッスオーロ(US Sassuolo)と引き分けたため、この試合で勝てばミランとの勝ち点差を14に広げ、次節の直接対決でドローでも20回目のリーグ優勝が決まる状況にすることができたが、チャンスを逃す結果となった。

 それでも、22日のミラン戦で勝利すれば、5試合を残してのスクデット(リーグ優勝)獲得が確定する。

 一方のカリアリは、後半アディショナルタイムにビオラに決定機が訪れたが、ヘディングシュートはGKヤン・ゾマー(Yann Sommer)の正面を突いた。金星とはならなかったが、降格圏から4ポイント差の14位につけるチームにとっては、残留に向けて貴重な価値を持つ可能性のあるドローとなった。(c)AFP/Terry DALEY