【4月8日 AFP】(写真追加)日米豪比4か国は7日、南シナ海(South China Sea)で共同訓練を初めて実施した。中国も同日、同海で海空の「合同戦闘哨戒」を行ったと発表した

 日米豪比は訓練を「海上協同活動」と位置付けており、各国の海空の部隊が参加した。在マニラ日本大使館は先に、「対潜水艦」の戦術訓練も行うとしていた。

 一方、中国人民解放軍(PLA)南部戦区はこの日、「南シナ海で海・空軍の合同戦闘哨戒」を実施したと発表した。詳細は明らかにされていない。

 南部戦区は「南シナ海の状況をかく乱し、紛争地域をつくり出そうとするあらゆる軍事活動は制御下に置かれている」と主張。4か国共同訓練を批判したものとみられる。(c)AFP