イスラエルで大規模抗議集会 ガザ戦闘開始から半年
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【4月7日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)でのイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の戦闘開始から7日で半年となるのを前に、イスラエルでは6日、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相に抗議する大規模な集会が開かれた。
主催者発表では、テルアビブ(Tel Aviv)での集会に約10万人が参加した。AFP記者によると、参加者は「今すぐ選挙」と声を上げ、ネタニヤフ首相の辞任を求めた。
集会は他の都市でも開かれた。
地元メディアによると、テルアビブの集会では参加者と警察の間で衝突が起き、参加者1人が逮捕された。
イスラエル軍はこの日、10月7日の奇襲攻撃でパレスチナ武装勢力に拉致され、その後ガザで拘束中に殺害された人質1人の遺体を収容したと発表した。同軍が戦闘中にガザから収容したとする人質の遺体はこれで12体となった。
同軍によると、拉致された人質約250人のうち、129人が今もガザで拘束されており、うち34人は死亡したと考えられている。(c)AFP