【4月4日 AFP】スペイン警察は3日、スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)前会長を、在職時の汚職容疑に関連して逮捕した。

 治安警備隊によると、ルビアレス前会長はドミニカ共和国から飛行機で帰国した直後にマドリードのバラハス(Barajas)空港で拘束されたが、その後すぐに釈放された。捜査関係者によると、ルビアレス前会長は空港内で取り調べを受けるために警察の護衛を受けて飛行機から降りたという。

 約2週間前には当局が汚職疑惑に関連した捜査の一環として、マドリード郊外にある連盟本部に加え、ルビアレス前会長がグラナダ(Granada)に所有する不動産を家宅捜索していた。

 この強制捜査は「汚職、不正管理、マネーロンダリング(資金洗浄)に関連した犯罪容疑に関連している」と司法当局者は話している。

 国内メディアの報道によると、当局は2018年以降に締結した連盟の契約を調査しており、その中にはスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup)をサウジアラビアで開催するためにルビアレス前会長が署名した契約も含まれている。(c)AFP