【4⽉9⽇ Peopleʼs Daily】世界は大きく変わりつつある。変乱極まる国際環境にあって、中国は世界の平和の力、安定の力、進歩の力であり続けている。

 中国は一貫して、平和的発展を守る重要な力だ。中国は各方面と手を携えて人類運命共同体の構築を推進している。中国とアフリカ、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)、中国とアラブ、中国と中南米の運命共同体建設は絶えず成果を収めている。中国が提唱するグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブは人類運命共同体の構築に重要な力を注ぎ込んでいる。中国はサウジアラビアとイランの歴史的和解を促した。「ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場」という文書を発布し、和平交渉と平和回復を推進するために行動している。イスラエルとパレスチナの問題でも和平を目指す取り組みを積極的に進めている。

 中国は一貫して、団結と協力を堅持する重要な力だ。中ロの全面的戦略協力パートナーシップを推進し、米国大統領とのサンフランシスコ会談では中米関係を健全化するための共通認識を得るなど、大国間の協調と協力を積極的に推進してきた。中欧関係でも各レベルの交流と対話が再開された。昨年には第1回中国・中央アジアサミットを成功させ、BRICS協力メカニズムの歴史的な拡大を実現した。今年は中国・アラブ諸国協力フォーラム成立20周年、中国・ラテンアメリカおよびカリブ共同体フォーラムの成立10周年に当たり、秋には中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)が開催される。

 中国は一貫して、開放と包容を促進する重要な力だ。中国は一国主義や保護主義に反対し、貿易と投資の自由化と利便化を断固として促進し、経済のグローバル化がより開放的、包容的、包摂的、均衡的な方向へ発展するよう推進している。中国はまた、発展途上国が自らの発展能力を高めるよう支援している。

 中国は一貫して、正義を貫く重要な力だ。責任ある大国として正義を守り、正義を主宰している。中国は真の多国間主義を実践し、国際関係の民主化を推進している。中国は大小の国が一律に平等であり、それぞれの国が世界の多極的システムの中で自分の位置を持ち、それぞれの役割を果たせると強調している。中国は国連憲章(UN Charter)の趣旨と原則を厳守し、国際関係の基本的準則を堅持する。中国は少数の国による覇権主義と強権政治に断固反対し、国際政治における発展途上国の役割を増大させ、発展途上国の正当な権益を断固として守り、国際秩序がより公正で合理的な方向に発展するよう推進する。

 今年は中華人民共和国成立75周年であり、平和共存五原則発表70周年でもある。中国は各方面と共に、より広い視野、より積極的な行動で、時代の責任を担い、手を携えて試練に対応し、世界がより麗しく明るい未来に向かうよう推し進めていく。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News