【3月31日 AFP】中止になったサッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)アジア2次予選の北朝鮮対日本戦について、日本サッカー協会(JFA)は30日、日本の不戦勝扱いとするとの通知が国際サッカー連盟(FIFA)からあったことを発表した。これにより、日本の最終予選進出が決まった。

【写真9枚】21日に行われた日本のホームゲーム

 試合は平壌で26日に行われる予定だったが、北朝鮮側が試合の5日前、理由を明らかにせず主催できないと突然通達。これを受けて試合の中止と、カレンダーに余裕がないため日程の再調整が行われないことが決まっていたが、最終的に北朝鮮の0-3敗戦扱いで没収試合となった。

 日本は21日に北朝鮮を1-0で下して予選3連勝としており、これで最終予選進出が決まった。森保一(Hajime Moriyasu)監督はJFAを通じて「選手たちの大切な出場機会が失われたことに変わりはないが、一つ前に進んだとポジティブに捉えている」「6月の代表活動、最終予選、W杯本番へと力を積み上げていきたい」と話した。(c)AFP