【3月27日 AFP】中米パナマで26日、新たなクルーズ船ターミナルが開業した。パナマ運河(Panama Canal)の入り口に位置し、観光客増につながると期待されている。

 新ターミナルは同時に2隻の停泊が可能で、パナマの太平洋岸に初めて建設された。

 ラウレンティノ・コルティソ(Laurentino Cortizo)大統領によれば、建設費用は2億ドル(約300億円)超。中国港湾工程(CHEC)率いるコンソーシアム(企業連合)が建設を請け負った。

 コルティソ氏は開業式典で、「新たな観光ルートの開拓につながり、わが国への訪問客も増えるだろう」と期待を表明した。

 パナマ観光局の担当者によれば、昨年の同国にクルーズ船で入国した外国人旅客数は約32万人と、前年から倍増した。(c)AFP