【3月26日 CGTN Japanese】BYDは25日、再び新記録を樹立しました。世界初の700万台目の新エネルギー車を出荷した自動車ブランドになったのです。

 BYDは、2021年5月の「100万台目の新エネルギー車製造ラインオフ」から3年足らずで、生産台数を700万台の大台に乗せました。

 BYDの2023年の通年販売台数は302万台で、世界の新エネルギー車販売台数で再び1位となり、全ての種類の自動車の販売台数で、初めて世界のトップ10入りを果たしました。

 中国では2023年に「油電同価」という概念が打ち出されました。「油電同価」とは、従来型のエンジン車や電気自動車(EV)を使用するための燃費や電気代、必要な設備、保険料、使用終了時の残存価値や廃棄に必要な費用など、自動車を利用するにあたっての累計費用を、EVとエンジン車で基本的に同じにすることです。BYDは同年中に、この「油電同価」を最もよく実現した車種を発売し、さらに今年2月には「栄耀」というモデルを登場させ、「EVはエンジン車より安価」という新時代を切り開きました。

 中国では現在までに、週間自動車販売台数全体に占める新エネルギー車の割合が48.2%を超えて、過去最高となりました。今後3か月間では、この割合が50%を超えると予想されています。3月第3週の乗用車販売台数で、BYDは第7位でした。(c)CGTN Japanese/AFPBB News