【3月25日 CGTN Japanese】中国のあるバラエティー番組でこのほど、三十数年間離れ離れだった双子の姉妹が再会の経緯を語り、温かく感動的な再会の映像が視聴者の心を動かしました。ネットユーザーらは、これはまさにテレパシーではないかと驚きを隠せません。

 施設で暮らしていた双子の姉妹は三十数年前の1991年、それぞれ二つの家族に引き取られ、別の都市で暮らすようになりました。姉の家族は比較的開放的で、彼女は小さい頃から自分の身の上を知っていて、妹への思いをずっと抱いていました。そこで大人になってから、姉は妹を探す旅に出て、大変な苦労を経て、ようやく妹の住所を知りました。

 2022年3月13日、姉妹はついに三十数年ぶりの再会を果たしました。2人の顔立ちから髪型、スタイル、服装まですべてそっくり同じで、表情や気品、態度も酷似していて、2人は「まるで別の自分を見たようだ」と言っていました。さらに驚くべきことに、再会した時に姉妹はそれぞれの家庭を持っていましたが、2人とも息子に「凱文」と同じ名前を付けていました。

 ネットユーザーらは「遺伝子の力が強すぎる。運命は無常で人生は紆余(うよ)曲折だが、血のつながりが最も堅固な絆だ」「姉妹は人生の旅の中でそれぞれの苦労を経験したが、大勢の中からお互いを見つけることができて、それ自体が運命の奇跡だ」と感動的なコメントを書き込みました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News