【3月25日 AFP】サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)アジア2次予選の試合で引き分けたことを「不名誉」と考え、中国代表からの引退を表明していた主将の張琳ペン(Zhang Linpeng、チャン・リンペン)が、引退を撤回し、26日の重要な予選の試合に臨むことになった。

 中国は21日のシンガポール戦で、2-0とリードしながら2-2の引き分けに持ち込まれた。体のタトゥーやポジションが同じCBであることから、中国のセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos、元スペイン代表)と呼ばれる34歳の張はその試合後、シンガポールにすら勝てない現状に耐えられないと話し、「不名誉」だとして引退を表明していた。

 しかし、チームの2度目のW杯出場の可能性がまだ残っている中で、張はすぐさま考えを変えた。

 週末に国営テレビのインタビューに応じた張は、「試合終了直後のあの発言は、明らかにチームと選手に大きな影響を与えた」と明かし、「実際に言いたかったのは、自らのミスでチームをあの状況に追い込んでしまったということだが、言い方がよくなかったかもしれない」とコメントした。

 その上で、「改めて考えてみて、代表チームが自分を必要とする限り、それが先発であろうと、サブであろうと、ピッチに立てなくても、引き続きチームに全力をささげたい」と話した。

 中国は26日にホームでシンガポールと再戦する。2次予選グループCでは首位の韓国の突破が濃厚で、中国は勝ち点4で2位のタイと並ぶ3位につけている。最終予選には、グループ上位2チームが進出する。(c)AFP