【4⽉1⽇ Peopleʼs Daily】中国・福建省(Fujian)アモイ市(Xiamen)は1994年に東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)と協力して海岸帯の総合管理に着手し、「立法が先行、集中して協調、科学技術の支援、総合的法執行、大衆の参画」という推進モデルの構築に着手した。同方式は国際海事機関(IMO)から「アモイモデル」と呼ばれるに至った。また、英国のテムズ川(River Thames)、米国のボストン(Boston)港と共に、国連(UN)の専門家チームにより急発展する都市部での汚染対策を推進し、調和の取れた発展を実現した世界の三大事例に指定され、世界に普及し、広範な影響を及ぼすようになった。

 アモイ市は1988年以来、「友人の輪」を徐々に築き、自らの実践の理念と経験を伝え、世界の海洋管理に積極的に参加してきた。コスタリカでは養殖技術や海洋空間計画についての研修クラスを実施し、タイのパタヤでは砂浜を修復し、インドネシアの北スラウェシ州ビツンでは合同海洋生態ステーションを設立した。PEMSEAのチュア・ティア-エン(Chua Thia-Eng)名誉理事長は、「アモイによる海洋生態保護の実践は、他の国と地域に有益な参考を提供した。世界の海の管理の画期的な一歩だ」と評価した。

「アモイ国際海洋都市フォーラム」は2005年10月に初めて開催され、2007年には「アモイ国際海洋ウイーク」に格上げされた。

 海洋分野の多くの重要な協力が「アモイ国際海洋ウイーク」に関連して展開され、多くの重要な成果が生まれた。「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」などの重要な国際計画との連動が構築され、人工的に海水に二酸化炭素を吸収させる計画の「グローバル・ワンス」とも長期協力メカニズムが構築された。また、バーチャル海洋を構築して海洋経済の発展と生態保護の両立に役立てる「国際海洋デジタル・ツイン・サミット(DITTO)」も「アモイ国際海洋ウイーク」の会期に合わせて開催された。ピーター・トムソン(Peter Thomson)国連事務総長海洋担当特使は2023年11月に3回目として「アモイ国際海洋ウイーク」の開幕式に参加した際に、「私は大いに励まされた」と感慨深げに語った。

 アモイ市は東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国と海藻産業や海洋保護地ネットワーク建設などで協力し、BRICS諸国と共同で「BRICS海洋持続可能な発展研究センター」を設立し、カンボジア、インドネシア、タイ、ソロモン諸島など多くの国の政府の海洋主管部門や国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)政府間海洋学委員会西太平洋地域小委員会と共同で「ブルー市民イニシアチブ」を発表した。アモイは世界の海洋管理に深く参与し、関係する国や地域と海洋資源開発、海洋生態修復などの面での交流と協力を強化し、世界の海洋生態問題の解決に中国の知恵と中国の方策によって貢献している。

 トムソン特使は「海洋保護の国際プロジェクトの参加者だったアモイは、分野によっては徐々にけん引役になっている」と評した。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News