【03月21日 KOREA WAVE】
(左から)ネクサスAIのイ・ジェウォン代表、大陸亜州のイ・ギュチョル代表弁護士、ネイバークラウドのキム・ユウォン代表=ネイバークラウド(c)KOREA WAVE
(左から)ネクサスAIのイ・ジェウォン代表、大陸亜州のイ・ギュチョル代表弁護士、ネイバークラウドのキム・ユウォン代表=ネイバークラウド(c)KOREA WAVE

韓国のネイバークラウドは20日、法務法人「大陸亜州」、リーガルテック企業「ネクサスAI」とともにネイバーの生成AI「ハイパークローバーX」で開発したAI法律Q&Aサービス「AI大陸亜州」を正式に始めたと明らかにした。

「最近、元カノから私を殺すという脅迫電話を受けました。私は脅迫罪で告訴しようと思うのですが、どうすればいいでしょうか?」。今後、このような法的問題についてチャットで質問すれば、すぐに回答を受けられる。

「AI大陸亜州」は「大陸亜州」が蓄積した法律データを「ネクサスAI」が「ハイパークローバーX」を活用して開発。「大陸亜州」を通じてサービスされる。

「AI大陸亜州」は国内で初めて法務法人が提供するAI法律Q&Aサービスで、大型法務法人の多様な法律事例データを学習している。ネクサスAIは、さまざまな大規模言語モデル(LLM)を比較検討した結果「ハイパークローバーX」が韓国の法律に対する基本学習水準と追加学習のための協力面で圧倒的に高い評価を受け「AI大陸亜州」をベースLLMとして採用することになったと説明した。ネクサスAIは「ハイパークローバーX」を基盤にLLM追加学習やインターフェース開発など、サービス開発の全般を担当した。

また、ネイバークラウドと大陸亜州、ネクサスAIは「AI大陸亜州」の開始に伴い今後のサービス向上や活性化のための長期的協力関係を約束するMOUを締結した。急速に成長している生成AI基盤のリーガルテック市場で、3社は市場の動きに先制的に対応し、高度化を通じて法律専門サービスとしての完成度を持続的に高める計画だ。

ネイバークラウドのキム・ユウォン代表は「生成型AIの広がりとともに最近ネイバーの『ハイパークローバーX』を導入しようとするサービス、パートナーが急速に増加している。今後もAIが多様な分野に適用されサービス革新に活用されるよう、技術の高度化に努める」と話した。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News