大邱市に造成されたペット犬の遊び場(c)NEWSIS
大邱市に造成されたペット犬の遊び場(c)NEWSIS

【03月15日 KOREA WAVE】韓国で昨年、ペット保険の加入が大幅な伸びを見せた。ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権がペット保険活性化を国政課題として推進し、ペット市場が拡大していることが背景にあるとみられる。

メリッツ・ハンファ・ロッテ・サムスン・現代・KB・DBなど、ペット保険を販売する損害保険会社11社の昨年末時点の新契約件数は5万8456件で、前年(3万5140件)より66%も増加した。

同期間、ペット保険の契約件数(保有基準)は10万9088件で、前年(7万1896件)比で52%増えた。元受保険料(保険会社が保険契約者から受け取った保険料)は468億ウォンで、前年(288億ウォン)より63%増えた。

政府は昨年、関係省庁合同で「ペット関連産業育成対策」を発表。この中で、保険販売チャンネルの拡大や多様な保険商品開発などが盛り込まれた。

国内でペット保険を一番先に発売したメリッツ火災によると、国内のペット市場規模は昨年末の5兆4000億ウォンから2025年には6兆5000億ウォンに増加するものと予想されている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News