【3月15日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)は14日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)の一戦は、ハチの大群発生によって中断された。

 コート上でアルカラスが警戒してラケットで振り払おうとする中、ハチは遠隔操作の「スパイダーカム」に群がったり、主審のモハメド・ライアニ(Mohamed Lahyani)氏が座る審判台の下に集まったりした。

 ラヒヤニ氏が「ハチの侵入のためプレーを中断する」と発表した際には、すでにアルカラスもズベレフも避難していた。

 その後駆除業者が呼ばれてカメラに群がっていたハチの群れを取り除き、両選手はウオーミングアップのためコートに呼び戻されたが、スコアボード周辺や選手のベンチなどの周囲にハチが残っており、業者がスプレーを散布するなどしたため再開はさらに遅れた。

 試合は2時間近い中断を挟み、第1セットの第3ゲームから再開した。(c)AFP