【3月13日 AFP】ロシア北極圏の刑務所で先月死亡した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の側近で、亡命先のリトアニアで前日何者かに襲われたレオニード・ボルコフ(Leonid Volkov)氏(43)が13日朝、テレグラムにメッセージを投稿し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領への抵抗を続けると誓った。

 ボルコフ氏は動画で「これからも活動を続ける、諦めない」と表明した。

 襲撃については、自宅の「庭で男に襲われ、脚を15回くらい殴られた。脚は何とか大丈夫だ。歩くと痛いが。でも腕は骨折している」と説明。プーチン氏の「一味に特徴的なあいさつ代わり」だと語った。

 さらに「彼らは私を文字通り、シュニッツェル(たたいて薄く伸ばした肉)みたいにしたかったんだろう」と述べた。

 ボルコフ氏は12日に襲われた後、短時間入院した。事件を受け、リトアニア政府は騒然となった。(c)AFP