【3月16日 AFP】イタリアのローマ動物園(Bioparco di Roma)で、生後3か月の雌のスマトラトラの赤ちゃん「カラ」が一般公開された。

 スマトラトラは絶滅の危機に瀕しており、野生では500頭ほどしか生息していないという。

 ローマ動物園の関係者は「3か月が過ぎて赤ちゃんが元気であることをうれしく思う。それに赤ちゃんの家族である父親トラと母親トラが一度も離れていないこともうれしい。特に母親は赤ちゃんのことを大切にしている」と話した。

 動物園を訪れていたフランス人観光客は「こんなに小さいと思わなかった。うちの犬ぐらいだ。でも素晴らしかった」と話した。

 映像は7日撮影。(c)AFP