【3月14日 東方新報】新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)電力取引センターによると、新疆ウイグル自治区のグリーン電力取引量は今年、過去最高を記録した。

 今年年初からの2か月間に送電されたグリーン電力は合計6億5000万キロワットアワーで、2023年の年間取引量の1.5倍に達し、今年のグリーン電力取引目標額の65パーセントを占めた。

 新疆ウイグル自治区は風力発電と太陽光発電の資源が豊富で、グリーン電力市場を構築するための強固な基盤を築いている。22年に政府が発電企業に対して再生可能エネルギー発電量に応じて発行する「グリーン証書制度」が制定されて以来、同区のグリーン電力取引は10億9000万キロワットアワーに達している。

 新疆を拠点とする企業は合計277万枚のグリーン証書を購入し、新疆の新エネルギー発電企業は22年以降128万枚のグリーン証書を販売している。

 同センターによると、新疆ウイグル自治区は引き続きグリーン電力の供給とグリーン証書の取引を促進し、グリーン電力市場構築を加速させ、グリーンでローカーボンなエネルギーへの転換を支援するとしている。(c)東方新報/AFPBB News