米独大使館員、暴力激化で国外退避 ハイチ
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【3月11日 AFP】ハイチの首都ポルトープランスで10日、ギャング団による暴力が激化している事態を受け、米国、ドイツ両国大使を含む複数の外交関係者が国外への避難を開始した。
ギャング団は、アリエル・アンリ(Ariel Henry)首相の退任を求めて暴力行為を繰り返しており、大統領官邸と警察本部も武装した暴徒に襲撃された。
米軍は10日、「ポルトープランスの米大使館の警備を強化し、必要不可欠な業務に従事する職員以外を退避させる作戦を実施した」と発表。未明にヘリコプターで空港を経由して決行したとみられる。
ドイツ外務省も、同国大使が欧州連合(EU)駐在官らと共に同日、ドミニカ共和国に向かったと明らかにした。(c)AFP