【3月9日 AFP】ボクシング、世界スーパーミドル級4団体統一王者のカネロ(Canelo)ことサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)が8日、5月4日に米ラスベガス(Las Vegas)でハイメ・ムンギア(Jaime Munguia、メキシコ)との防衛戦を行うと発表した。

 複数の米メディアは7日、試合は実現に向かっていると報じていたが、アルバレスとプロモーターのプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)が決別した影響により、交渉は難航している模様だとしていた。

 アルバレスは昨年9月、ジャーメル・チャーロ(Jermell Charlo、米国)に判定3-0で圧勝し、3度目の4団体王座防衛を果たした。これまでの戦績は60勝(39KO)、2敗、2分け。

 同胞ムンギアとの一戦は、特にメキシコ系米国人に大切にされるシンコ・デ・マヨ(Cinco De Mayo、メキシコの祝日)の時期と重なる。ムンギアの戦績は43勝(34KO)無敗。アルバレスがメキシコ人選手と対戦するのは、2017年のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(Julio Cesar Chavez Jr.)戦以来となる。(c)AFP