【3月7日 AFP】男子ゴルフの全英オープン(The Open Championship)を主催するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ(R&A)は6日、出場資格カテゴリーの変更を発表したが、LIVゴルフリーグ(LIV Golf League)勢への譲歩は一切しなかった。

 サウジアラビアが後援するLIVゴルフに参戦した選手は世界ゴルフランキング(OWGR)のポイントを獲得できないため、そのルートでの全英出場権獲得はますます難しくなっている。

 LIVゴルフのコミッショナーを務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏は5日、OWGRポイント獲得を今後は追い求めないと選手たちに向けて発表。一方で、米国ツアー(US PGA Tour)とLIVゴルフの統合が合意されたことで、R&AがLIVゴルフ勢も考慮に入れるのではないかという声も上がっていたが、今回許容されることはなかった。

 LIVゴルフ勢では、元メジャー王者のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)やキャメロン・スミス(Cameron Smith、オーストラリア)、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)、ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)、ブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)、フィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)らは今年7月に英スコットランドのロイヤルトゥルーン(Royal Troon)で開催される大会の出場枠を確保しており、その他にもタイレル・ハットン(Tyrrell Hatton、イングランド)やホアキン・ニーマン(Joaquin Niemann、チリ)、ルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen、南アフリカ)らも出場が保証されている。

 今回の変更で最も大きいのは、今後の王者に与えられる出場資格が55歳までに短縮されたことだった。過去の王者は現在60歳まで出場が可能となっており、2009年には当時59歳のトム・ワトソン(Tom Watson、米国)が、通算6度目のタイトル獲得の目前まで迫ったこともあった。

 一方で、アジアンツアーや日本ゴルフツアー機構(JGTO)、オーストラリアツアー、サンシャインツアーに出場する選手は、インターナショナル・フェデレーション・ランキングの上位5位に入ると出場資格が与えられることが決まった。

 またアフリカのアマチュア王者にも免除が設けられ、2月に行われた第1回大会を制したアルティン・ファンデルメルバ(Altin Van Der Merwe、南アフリカ)が今年の大会に出場する。(c)AFP