【3月7日 AFP】米スターバックス(Starbucks)の店舗を中東で展開するクウェートのアルシャヤ・グループ(Alshaya Group)は6日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での紛争をめぐり西側ブランドを対象とする不買運動が広がっているのを受け、人員を削減する方針を発表した。

 アルシャヤは人員削減の理由について、イスラエルを支持していると見なす企業を対象とした昨年10月の紛争勃発以降の中東地域での不買運動を受けたものか明言していないが、広報担当者はAFPの取材にメールで回答し、「6か月にわたり続いている困難なビジネス環境」が背景にあると認めた。

 同担当者は、中東・北アフリカの店舗が人員削減の対象になると語ったが、削減規模に関しては言及を避けた。(c)AFP