【3月7日 AFP】(更新)男子テニス、四大大会(グランドスラム)通算22勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6日、米インディアンウェルズ(Indian Wells)で行われるBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)を棄権すると発表した。

 7日にミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)との大会初戦を控えていた中で、「インディアンウェルズでのこの素晴らしい大会を棄権することになり非常に残念。懸命に取り組んでいるが、このような重要な大会で、最高のレベルでプレーする準備はできていない」と説明した。

 腹部などのけがで昨季をほぼ全休した37歳のナダルは、今季も1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)を除き大会出場がなく、BNPパリバ・オープンが復帰戦になる予定だった。

 3日には米ラスベガス(Las Vegas)で世界ランキング2位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)とエキシビションマッチを戦い、敗れはしたが明るいパフォーマンスを見せていたばかりだった。(c)AFP