中国で「焼き肉発展報告書」発表 店舗数は全国で16万以上
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【3月3日 CGTN Japanese】中国人の生活レベルの向上と飲食文化の多元化により、焼き肉は人々に愛される人気料理となり、大きな市場潜在力を示しています。このほど発表された中国の「2024年焼き肉発展報告書」は、中国の焼き肉市場の現状と発展傾向を詳細に分析しました。
同報告書によると、2023年12月までに、全国にある焼き肉関連企業は前年同期比12.8パーセント増の11万6000社に達しました。また2024年1月時点で、全国の焼き肉店舗数は16万4000軒で、うち3割近くは東部の沿海地区にあり、広東省、江蘇省、山東省が店舗数で上位3位を占めています。
味の種類から見ると、中国市場の焼き肉は韓国式、日本式、中国式、ブラジル式、トルコ式、融合式などの風味に大きく分けられ、韓国式、日本式、中国式の人気が最も高いです。中国式焼き肉ブランドのチェーン化水準は比較的高く、日本式焼き肉ブランドはやや低いということです。
価格から見ると、1人当たりの消費額50~100元(約1045~2090円)のブランドが全体の65.6パーセントを占めており、1人当たりの消費額が50元以下、あるいは250元(約5225円)以上のブランドも存在しています。また、日本式焼き肉ブランドの消費額は全体的に高く、高級焼き肉市場で主導的な地位を占めています。
これに対して韓国式焼き肉ブランドはリーズナブルで値段の割に品質が良く、1人当たりの消費額は85元(約1780円)前後です。中国式焼き肉の消費額はこの両者の中間にあるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News