【2月29日 AFP】サッカーフランス・リーグ2の試合で頭部に重傷を負った、ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)に所属するホンジュラス代表FWアルベルト・エリス(Alberth Elis)が28日、人工的な昏睡(こんすい)状態から脱した。同選手の家族が発表した。

 家族はボルドーのX(旧ツイッター)で「アルベルトは目覚め、徐々に回復しているように見える」と報告し、「しかしながら、状態の経過については引き続き慎重に見守りたい。今後数日間が重要になる。アルベルトはファイターだ」と記した。

 エリスは24日に行われたギャンガン(En Avant de Guingamp)戦の開始直後に相手選手と頭同士が衝突して負傷。ピッチ上で治療を受けた後、搬送先の病院でその日のうちに手術を受け、人工的な昏睡状態に置かれていた。

 ボルドーのある関係者は、エリスの容体について安堵(あんど)感があるとしつつ、「現段階で今後どのような結果になるかは分からない」と語った。(c)AFP