【2月29日 Xinhua News】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は28日の記者会見で、東京電力が同日に福島第1原発放射能汚染水の4回目の海洋放出を開始し、3月17日までに約7800トンの放出を計画しているとの報道に関し、次のように述べた。

 日本は国際社会の懸念と反対を顧みず、これまでに独断で2万3千トンを超える放射能汚染水を海洋に放出し、汚染リスクを全世界に転嫁した。国際法に合致しないだけでなく、極めて無責任である。中国は断固反対し、日本に誤った行動をやめるよう求める。

 福島第1原発ではこのところ、作業員の被ばく事故や浄化装置からの汚染水漏えい事故が連続して発生しており、東電の内部管理の混乱と日本政府の監督管理不備が顕著に現れている。海洋放出が「安全」「信頼できる」という日本側の言い分は、国際社会をまったく納得させられない。

 福島放射能汚染水の海洋放出は、人類の健康と世界の海洋環境、国際公共利益に関わる。日本は国内外の懸念を厳粛に受け止め、責任ある態度、建設的態度で適切に対処すべきである。

 中国は日本に対し、周辺国など利害関係方面が実質的に参加する独立した、長期的かつ効果的な国際モニタリング枠組みの構築に全面的に協力し、放射能汚染水の海洋放出が取り返しのつかない結果を招くのを防ぐよう促す。(c)Xinhua News/AFPBB News