【2月25日 AFP】23-24スペイン1部リーグは24日、第26節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-0でヘタフェ(Getafe CF)に大勝し、暫定2位に浮上した。

 バルセロナは、21日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)のナポリ(SSC Napoli)戦で先発を外れたジョアン・フェリックス(Joao Felix)とラフィーニャ(Raphinha)がそれぞれ1ゴールを決めてその分を取り返した。

 ラフィーニャは20分、味方のロングパスにタイミングよく走り込み、逆サイドの隅へシュートを決めた。53分にはラフィーニャも絡んだ崩しから、ファーサイドのフェリックスがシュートを流し込んでリードを2点に広げた。さらに61分にはフレンキー・デ・ヨング(Frenkie De Jong)のシュートで加点すると、後半アディショナルタイムにはフェルミン・ロペス(Fermin Lopez)が4点目を押し込んだ。

 試合前には、バレンシア(Valencia)のアパート火災で死亡した10人を悼み、1分間の黙とうがささげられた。この影響でグラナダ(Granada CF)対バレンシア(Valencia CF)戦は延期になった。

 バルセロナはこの勝利で勝ち点を57に伸ばし、26日にラージョ・バジェカノ(Rayo Vallecano)と対戦するジローナ(Girona FC)をかわして暫定2位に浮上している。

 勝ち点62で首位のレアル・マドリード(Real Madrid)は、25日にセビージャFC(Sevilla FC)と対戦し、リーグ無敗を20試合に伸ばすことを目指す。セビージャのセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)にとっては、2021年に退団して以来のレアル本拠地での試合となる。

 アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は2-2でアルメリア(UD Almeria)と引き分けた。チャンピオンズリーグのインテル(Inter Milan)戦に0-1で敗れたアトレティコは、2回リードしながら追いつかれ、4位のままレアルとの勝ち点差は10となっている。対するアルメリアも、今季のリーグ戦未勝利が26試合に伸びた。(c)AFP