【2月23日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2024)は22日、シングルス準々決勝が行われ、チェコの18歳ヤクブ・メンシク(Jakub Mensik)が大会第1シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)を6-4、7-6(8-6)で破り、初のツアー準決勝進出を果たした。

 メンシクは四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇るアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を倒した前日の2回戦に続き、この日は世界ランキング5位のルブレフから金星。これで自身初めて世界ランク100位以内に入ることも確定した。

 現在は世界116位で、今大会にはワイルドカード(主催者推薦)として臨んでいるメンシクは「信じられない一週間になっている。トップ選手とも戦えることは分かっていたが、序盤から非常にいいプレーができた。こうした素晴らしい選手に勝利して準決勝に進めて最高だ」と喜びつつ、「まだ終わりではない。また準決勝でもこのようなプレーをして、決勝に勝ち上がりたい」と気持ちを切り替えていた。

 準決勝では、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)と対戦する。モンフィスは第3シードのウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)を6-2、6-4で下し、大会史上最年長となる37歳5か月でベスト4入りを果たした。

 もう一つの準決勝では第2シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)とアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin、オーストラリア)が顔を合わせる。(c)AFP