【02月23日 KOREA WAVE】
HYBE(c)KOREA WAVE
HYBE(c)KOREA WAVE

韓国芸能事務所大手HYBEは22日、音楽フェスティバル「2024 Weverse Con Festival」を6月15~16日にソウル郊外の仁川・永宗島(インチョン・ヨンジョンド)のインスパイア・アリーナとディスカバリー・パークで開催すると明らかにした。出演者は3~4月に計3回にわたり公表する。

「Weverse Con Festival」は、HYBEが音楽のジャンルや世代を超えた、新しいファン体験を提供する場として開く音楽フェスティバルで、今年2回目となる。2021年に年末コンサート形式で開催され、昨年から6月に時期を移し、野外フェスティバル形式となった。HYBE所属ではないアーティストも昨年から出演し、規模が大きくなった。

今年は場所を仁川永宗島の「インスパイア・エンターテインメント・リゾート」に移した。昨年オープンした同リゾートは、ライブ公演に最適な国内初の多目的室内公演場「インスパイア・アリーナ」を備えている。アリーナでは室内公演である「Weverse Con」が開催されることになり、さらに没入度の高い観覧体験が期待される。

リゾート内の野外エンターテインメント空間である「ディスカバリー・パーク」の芝生の上では、野外公演の「Weverse Park」が計画され、通常のK-POP公演では簡単に体験することが難しい「オール・ライブ・バンド」(All live band)でユニークに編曲されたステージが繰り広げられる。

関心が集まるアーティストのラインナップだが、K-POPのトップアーティストはもちろん、期待の新人アーティスト、注目のグローバルアーティストらが華麗なステージを披露する。 1次アーティストラインナップは3月、2次ラインナップと最終ラインナップは4月中に公表される。昨年の場合、ジュンス、Block Bのジコ、BTOB、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、LE SSERAFIM、NewJeans、Jeremy Zuckerなど計20チームのアーティストが室内(Weverse Con)と野外(Weverse Park)を行き来しながらパフォーマンスを披露し、集まった2万人余りのファンから熱い歓声を受けた。

また、韓国の大衆音楽史に大きな足跡を残したレジェンドミュージシャンにスポットを当てる「トリビュート・ステージ」は今年も開かれる。昨年は「韓国のマドンナ」と呼ばれるオム・ジョンファが、LE SSERAFIMと感動のコラボステージを披露した。今年は誰がトリビュート・ステージの主人公として登場し、どんなステージを披露するかに早くも関心が集まっている。

大衆文化と新技術の融合は今年も続く。昨年、HYBEはWeverseのプラットフォームを通じた順番待ちサービスを導入し、観覧客がブースに長時間待機する不便さを解消した。 さらに「Weverse by Fans」サービスを通じ、自分だけのオーダーメイド型商品を製作できる。HYBEは今年も観覧客の利便性を高める、新しい技術を披露する。

HYBEはチケットの正式販売に先立ち、割引価格の「ブラインドチケット」を29日から販売する。ブラインドチケットの販売をはじめ、Weverse Con Festivalの詳しい情報は公式ホームページまたはWeverse内の「Weverse Zone」コミュニティーで確認できる。

HYBEは「Weverse Con Festivalは韓国大衆音楽の過去と現在をつなぎ、多様なグローバルアーティストのステージを一堂に楽しむことのできる意味のあるイベントだ。音楽を愛する人々はもちろん家族、恋人まで楽しめるフェスティバルになるよう、入念に準備している」と説明した。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News