春節は中国のものであり世界のものでもある
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【2⽉24⽇ Peopleʼs Daily】第78回国連総会(UN General Assembly)は全会一致で春節(旧正月、Lunar New Year)を国連の休日と定めた。2023年12月のことだった。春節がますます国際化している一つの例証であり、中華文化の影響力や感化力を改めて示すものでもある。春節は中国のものであり、世界のものでもある。
春節は世界の祝日になりつつある。大まかな統計によると、約20か国が春節を法定祝祭日とし、世界人口の約5分の1がさまざまな形式で春節を祝っている。近年では、多くの国の要人が中国人に向けて春節のあいさつをし、祝賀する。春節関連のイベントはニューヨークや東京、スペインのマドリード、セルビアのベオグラード、ロシアのモスクワ、ニュージーランドのオークランドでも開催されるようになった。国籍や肌の色、文化の異なる人びとが中華の伝統文化を体験し、素晴らしい時間を共有するようになった。
春節は世界が中国を知るための窓だ。春節は中華文化の中で最も古く、最も重要な祝日だ。中国内外の中華民族にとって、どこにいても、どんなに遠くに離れていても「年越しの際の帰省」は変わらぬ願いだ。時代の変遷に伴い、中国人の年越しには新たな方式が登場した。「デジタル人民元お年玉」が祝いの新たな要素となり、多くの家庭が「旅先での年越し」の新体験を試みるようになった。しかしどのように変化しても、変わらないのは中国人の心の底に刻まれた「家の文化」だ。中国の春節に焦点を当てた英BBCのドキュメンタリーは、まさに「春節の1回のだんらんのためだけに、億万人が同時に移動する壮観さ」に注目した。
春節は文明交流と相互参照のための懸け橋だ。春節はめでたく穏やかで、春の祝福と暖かさを表出する。春節は中華文化が持つ和合、調和、平和という精神の中核を体現しており、家庭の和合、社会の包容、人と自然の調和と共生などの全人類共通の価値と合致する。中国が春節を国連の休日とするよう推し進めたことはグローバル文明イニシアチブの実践であり、世界文明の多様性を尊重することを提唱する実務的な行動だった。エジプトのアーシム・ハナフィ(Assem Hanafi)駐中国大使は、春節など中国の伝統的な祝日を通じてエジプトと中国の両国民が家庭と家族愛を重視する共通点を目にしたとして、激動する今の世界では、各国の人々が祝日による幸福感をこれまで以上に必要としていると痛感したという。家族と一緒に談笑する。そんな素敵な時間が何にも増して人の心を癒やしてくれるのではないだろうか。春節は、中国と世界中の友人が伝統的な祝祭日を共に祝い、中華文化を共有し、素晴らしい時間を過ごすもう一つのきっかけだ。
春節が国連の休日になったことで、春節文化は各国の人びとのより幅広い共感を引き出し、世界の異なる文明の交流と相互参照を力強く促進し、国連が提唱する多元的で包容的な文化価値理念を積極的に体現することになった。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News