【2月22日 Xinhua News】米調査会社IDCがこのほど発表した中国の2023年第4四半期(10~12月)の折り畳みスマートフォン出荷台数は前年同期比2・5倍の約277万1千台だった。華為技術(ファーウェイ)、OPPO(オッポ)、栄耀(Honor)の複数の新機種が市場の高い伸びに寄与した。

 23年の出荷台数は前年比2・1倍の約700万7千台。中国市場は、世界で初めて折り畳みスマホが発売された19年から4年連続で100%以上の伸びを維持している。アンドロイドスマホメーカーと川上サプライチェーン(供給網)による研究開発投資の持続的な拡大を受け、ハードウエア技術の改善が進み、システムソフトウエアやアプリケーションが適正化され、ユーザー体験は向上し続けている。価格のさらなる下落も多くの消費者が折り畳みスマホを試すハードルを下げている。(c)Xinhua News/AFPBB News