【2月20日 CNS】中国政府によると、中国の小規模個人事業主「個体工商戸」が2023年末時点で前年比11.4パーセント増の2258万増加して1億2400万に達し、全企業の67.4パーセントを占めた。個体工商戸は約3億人の雇用を支えているという。

 政府担当部門は、個体工商戸の健全で秩序ある発展を支援しており、これまでに2万9200回のシンポジウムを開催したほか、429万6300の個体工商戸を訪問し、17万4600件の申し立てや問題などを解決したとしている。

 担当部門の責任者は「個体工商戸は、あらゆる産業チェーンと消費チェーンの『毛細血管』であり、市場の『末端神経』である。個体工商戸が安定した発展を遂げることで、国民の生計が守られ、中国経済の大きな活力と強さが維持されている」と語っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News