中国は出入国の利便化加速で国内外の交流を後押し
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【2⽉26⽇ Peopleʼs Daily】中国の2023年の出入国(出入境)者は前年比266.5%増の延べ4億2400万人だった。うち中国大陸部住民は同218.7%増の延べ2億600万人、香港・マカオ・台湾住民は同292.8%増の延べ1億8300万人、外国人は同693.1%増の延べ3547万8000人だった。
中国内外の人の交流が盛んになった背景の一つに出入国の利便化措置がある。国家移民管理局は2023年5月15日から出入国管理方法を調整して、中国内外の人の往来の活力を引き出す努力をしている。
例えば、北京市の出入国管理部門は「迅速出入国通路」を再開する際に、情報技術を駆使した指紋検査、自動人相認識、動画による不正なゲート通過の防止などのシステムを導入した。利用者の一人は「案内に従って操作すればよく、とても簡単でした」「長蛇の列を避けることができました」と話した。北京市の出入国管理場所では、「迅速出入国通路」再開初日には、1万1500人余りが同通路を利用した。
ロシア人旅行者の男性は、手続きは前回より少なくとも30分短縮されたと絶賛した。四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の成都天府国際空港(Chengdu Tianfu International Airport)では1月11日に外国から到着して同空港で便を乗り継ぐ乗客の検査が簡素化された。前記のロシア人男性などベトナムのホーチミン市(Ho Chi Minh)から到着して第三国に向けて出発する旅行者21人が、中継エリアのカウンターで次に搭乗する便の手続きをして、保安検査を受けた後に次の便に乗り込んでいった。他にも北京首都国際空港(Beijing Capital International Airport)、上海浦東国際空港(Shanghai Pudong International Airport)、広州白雲国際空港(Guangzhou Baiyun International Airport)などの中国の9空港で、外国人が到着後24時間以内に出発する第三国へ向かう便に搭乗する場合には、中国への出入国手続きはしなくてよいことになった。
また、外国人が中国に到着してからビザ発給を申請する場合にも条件が緩和された。一次ビザで入国してから数次ビザに変更する手続きも簡素化された。港湾でも出入国業務を段階的に再開し、クルーズ船による中国人の出国も外国人の入国も可能になった。
2023年12月1日には新しい外国人永住身分証が発行された。「五つ星カード」とも呼ばれ、より安全でより実用的な身分証だ。
国家移民管理局の関係責任者は、「五つ星カード」の発行はハイレベルな開放を保障し、中国での外国人管理サービスの情報化を向上させる重要な措置であり、海外人材の中国での投資や起業興業、事業拡大、仕事や生活により良いサービスを提供し、中国の経済や社会の質の高い発展により多く貢献してもらうのに役立つと説明した。
同関係者はさらに、「ますます多くの中国人が海外に出て行き、より多くの外国人が中国に来て仕事や観光、学習、生活をするようになったことに伴い、移民管理の改革や革新を深め、より多くの便利な政策や措置を打ち出して、移民管理サービスの制度型開放の推進を加速させます」と述べた。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News