韓国ビューティー業界の“ゲームチェンジャー”…何がAPRを「ユニコーン」に引き上げたのか
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【02月19日 KOREA WAVE】企業価値1兆ウォン(1ウォン=約0.1円)を達成し「ユニコーン企業」に仲間入りしたグローバルビューティーテック企業「APR」の成長傾向が著しい。
APRは2023年第3四半期まで売り上げ高3718億ウォン、営業利益698億ウォンを記録した。営業利益は、前年同期比約278%成長した。ビューティーデバイスの大成功とともにグローバル市場で優れた成果を上げた。
APRの成功には「MEDICUBE AGE-R」(AGE-R)ビューティーデバイスの成長なくして語れない。2021年3月のブランド立ち上げ以来、急速な成長を続けているAGE-Rは2023年12月時点で国内外の累積販売台数168万台を記録した。
AGE-Rの成功要因としては、新型コロナウイルス感染によるホームビューティーデバイス市場の急成長など外部的な要因もあるが、ビューティーデバイス市場を一時的な流行ではなく、永続的な市場にするための会社の努力も功を奏したという評価だ。
AGE-Rは最初の製品は「DERMA EMS SHOT」の発売以来、次世代デバイスである「BOOSTER PRO」まで計7つの新製品を発売した。売れ筋の1~2製品に安住せず、引き続き市場攻略のために努力してきた。新製品の中には、ボディケアに着目した「ボディショット」やデバイスが届きにくい局所部位ケアに着目した「アイショット」などの製品もある。
APRは2024年にもビューティーデバイス市場内の影響力強化に努め、新年にも多数の新製品の発売が予定されている。革新技術が盛り込まれた新製品を継続的に市場に定着させ、ビューティーデバイスの大衆化水準を高めることがAPRの目標だ。
APRは創立時からグローバル市場を目指してきた。業歴10年未満の若い企業であるにもかかわらず、継続的に海外市場開拓に努めてきた。売り上げの30~40%を海外で上げている。特定国家への偏重を防ぎ、売り上げチャンネルの多角化に力を入れた。
2023年に最も大きな成果を上げたのは米国だった。昨年第3四半期までの実績によると、全体の海外売り上げのうち27%が米国で発生した。AGE-Rビューティーデバイスが現地でも口コミに乗って売り上げが上昇し始めた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News