【2月15日 AFP】女子テニス、カタール・オープン（Qatar TotalEnergies Open 2024）は14日、シングルス3回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ（Naomi Osaka）は対戦予定だったレシヤ・ツレンコ（Lesia Tsurenko、ウクライナ）が試合前に棄権したため、不戦勝で準々決勝に進出した。

　2回戦で第4シードのオンス・ジャバー（Ons Jabeur、チュニジア）を破っていたツレンコは、肘のけがのため棄権した。大坂の8強入りは、約2年前のマイアミ・オープン（Miami Open 2022）以来。次戦は4強入りを懸け、同じく元世界1位のカロリーナ・プリスコバ（Karolina Pliskova、チェコ）と対戦する。

　前週のトランシルバニア・オープン（Transylvania Open 2024）で4年ぶりのツアー優勝を果たしたプリスコバは3-6、7-5、6-1でリンダ・ノスコバ（Linda Noskova、チェコ）に逆転勝ちし、準々決勝へ駒を進めた。

　大会3連覇を目指す第1シードのイガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）は6-1、6-4で第14シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ（Ekaterina Alexandrova）を下した。

　準々決勝では、同じく過去に大会2連覇を達成したビクトリア・アザレンカ（Victoria Azarenka）と顔を合わせる。元世界ランク1位のアザレンカは第8シードのエレナ・オスタペンコ（Jelena Ostapenko、ラトビア）を6-0、6-3で破った。

　全豪オープン（Australian Open Tennis Tournament 2024）で準優勝した第5シードの鄭欽文（Zheng Qinwen、中国）は5-7、3-6で元全米オープン（US Open Tennis Championships）ファイナリストのレイラ・フェルナンデス（Leylah Fernandez、カナダ）に敗れた。

　フェルナンデスは次戦、第3シードのエレナ・ルバキナ（Elena Rybakina、カザフスタン）と激突する。ルバキナは第16シードのエマ・ナバーロ（Emma Navarro、米国）を6-1、6-7（6-8）、6-4で退けた。

　アナスタシア・パフリュチェンコワ（Anastasia Pavlyuchenkova）はウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2023）覇者で第6シードのマルケタ・ボンドロウソバ（Marketa Vondrousova、チェコ）を7-5、6-3で破り8強入り。

　2回戦で第2シードのココ・ガウフ（Coco Gauff、米国）を倒していたカテリーナ・シニアコバ（Katerina Siniakova、チェコ）はダニエル・コリンズ（Danielle Collins、米国）にストレートで敗れた。(c)AFP