【2月13日 AFP】花の輸入の最盛期を迎えている米国では、14日のバレンタインデー(Valentine's Day)を前に、税関・国境警備局(CBP)の職員が病害虫検査の作業に日々追われている。

 米国に輸入される花の90.5%は、米フロリダ州のマイアミ国際空港(Miami International AirportMIA)から国内に持ち込まれる。多くは南米からのものだ。年間の総量は37万946トン、総額17億4000万ドル(約2600億円)超に上る。

 昨年1月には4万8063トン、一日平均1550トンの花がMIAから米国内に流通した。総額は2億2250万ドル(約330億円)。昨シーズンの花の輸入量は前年比12%増となり、今年も記録を更新するとみられている。(c)AFP