【2月14日 東方新報】中国の国内旅行は昨年大きな回復を見せた。文化・旅游部の2月10日発表の統計によると、昨年の国内旅行回数は延べ48億9000万回に上り、前年比93パーセントの増加となった。

　そのうち、都市住民の旅行回数は延べ37億5000万回で、前年比95パーセント増、農村部住民の旅行回数は延べ11億3000万回で、前年比90パーセント近く増加した。

　また、国内観光客の総支出額は4兆9100億元（約102兆656億円）で、前年比140パーセントの大きな伸びとなった。

　そのうち、都市住民の支出金額が前年比150パーセント増の4兆1700億元（約86兆6830億円）で、総支出額の大半を占めている。

　一方、農村部住民の支出額の方は前年比106パーセント増の7400億元（約15兆3826億円）で、旅行回数の割には支出額が比較的少なかった。(c)東方新報/AFPBB News