gettyimagesBank(c)MONEYTODAY
gettyimagesBank(c)MONEYTODAY

【02月13日 KOREA WAVE】韓国の農産物品質管理院はこのほど、国内産と偽り外国産の豚肉を販売して13億ウォン(約1億4300万円)の不当利得を得たとして、光州(クァンジュ)の食肉流通業者の代表を拘束したことを明らかにした。また、これをほう助した経理職員を起訴意見を付けて送検した。産地偽装された豚肉は軍の将兵に提供されていた。

調べによると、業者は2021年9月から2年以上にわたり、スペイン、フランス、米国などから輸入した豚肉と牛肉を加工する過程で国内産に偽装し、軍の納入業者2社に納品した。

代表は、外見上見分けが付かないよう輸入した冷凍豚カルビを細切れにし、国産豚を購入して得た食肉解体の証明書を提示して国産と見せかけていたという。

納入業者は産地偽装に気付かず、味付け豚カルビなどに加工して納品していた。

この2年間に部隊へ流通された豚肉の量は約436トンで、韓国軍50万人の4食分以上に当たるという。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News