【2月12日 AFP】女子テニス、ムバダラ・アブダビ・オープン(Mubadala Abu Dhabi Open 2024)は11日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)が6-1、6-4で第7シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)に快勝し、今季2勝目を挙げた。

 今季初戦のブリスベン国際(Brisbane International 2024)を制していたルバキナは、これがキャリア通算7勝目。今季のマッチ勝利数11はツアー2位タイとなった。

 この日は6-1、5-4の30-30としたところで試合が雨のため一時中断したが、再開後は2本連続で見事なサーブを放ち、68分で決着をつけた。

 一方のカサキナはこれで決勝で4連敗となり、2022年以来のタイトルに手が届かずにいる。

 それでも今季はマッチ10勝3敗を記録しており、「たくさんの試合をこなせているし、そのほとんどで勝てている。それが重要」と前を向き、「今までで最も良いシーズンのスタートを切れていると思う。自分もそれだけで満足していいはず」と話した。

 カサキナはこの後すぐにカタール・ドーハへ飛び、12日にはカタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)で同じロシア出身のアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)と対戦する。

 第3シードとしてカタール・オープンに臨むルバキナは1回戦を免除されており、2回戦からの登場となる。(c)AFP/Reem ABULLEIL