【2月7日 CNS】中国とタイは1月28日にビザ相互免除協定を締結し、2024年3月1日から発効することになった。

 携程(シートリップ、Ctrip)のデータによれば、公表後、タイに関するキーワードの検索人気度は前日比で7倍以上に増加した。その中でも、航空券とホテルの検索数は前日比で6倍以上に増加した。タイを多く検索しているのは、上海市、北京市、広東省(Guangdong)、浙江省(Zhejiang)、江蘇省(Jiangsu)、四川省(Sichuan)、山東省(Shandong)などの地域の住民だ。中国人観光客が最も多く検索するタイの目的地は、バンコク、プーケット、チェンマイ、サムイ島、パタヤだ。

 ビザ相互免除協定の発効は、タイを目的地とするアウトバウンド観光市場の回復の加速だけでなく、中国のインバウンド観光市場の回復にもプラスになる。

 携程のグローバル向け旅行予約サイト・トリップドットコム(Trip.com)のタイ版では、中国に関するキーワードの検索人気度は前日比で4倍以上に増加した。上海市、成都市(Chengdu)、ハルビン市(Harbin)、深セン市(Shenzhen)、北京市、天津市(Tianjin)、重慶市(Chongqing)、張家界市(Zhangjiajie)などがタイの観光客によって最も多く検索された都市だった。

「新馬泰(シンガポール、マレーシア、タイ)」の3か国すべてが中国人観光客に対してビザ相互免除を実施しているため、春節(旧正月、Lunar New Year)連休(2024年2月10日〜17日)には「新馬泰」の観光ゴールデンルートが新たなピークを迎えることになる。

 携程のデータによれば、これまでのところ春節期間中に、中国人観光客による「新馬泰」旅行の予約数は前年比で15倍以上に増加している。その中でもシンガポール、タイは13倍以上、マレーシアは22倍以上に増加している。また、春節期間中にこれら3か国の観光客による中国旅行の予約数は前年比で9倍に増加し、そのうちシンガポールは14倍以上、マレーシアは11倍以上、タイは8倍以上に増加している。

 旅行会社の衆信旅游(U−tour)のメディア広報マネージャー、李夢然(Li Mengran)さんは、「新馬泰」ルートは親子家庭の旅行ニーズに非常にマッチしていると述べている。同社の春節の予約データによると、「新馬泰」は短期旅行の中で予約状況が良好な旅行先で、春節の全体的な予約数は90パーセント近くに達している。この度の中国とタイのビザ相互免除協定の発効は、春節期間および春節後の旅行市場の売上増加を促進すると予想されている。

「実際、免除措置は旅行先に対して持続的で長期的な推進効果を持っており、旅行産業を促進するだけでなく、留学や大規模なビジネス会議などにもプラスになるだろう」と、李マネージャーは述べている。(c)CNS-北京商報/JCM/AFPBB News