【2月7日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2023-24)は6日、準決勝第1戦が行われ、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は敵地でマジョルカ(RCD Mallorca)と0-0で引き分けた。

 ソシエダは何度も好機を演出したが、FWウマル・サディク(Umar Sadiq)がチャンスを決めきれず、第2戦に向けてアドバンテージを手に入れることができなかった。

 日本代表として出場したアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)から復帰した久保建英(Takefusa Kubo)は序盤に輝きを見せたが、その後はマジョルカ守備陣がその影響力をうまく断った。

 サディクは前半にアンデル・バレネチェア(Ander Barrenetxea)の見事なクロスを頭で決めきれずにいると、後半にも2度の決定機をふいに。さらには久保の低いクロスからこの試合最高の得点機会を迎えたが、シュートはクロスバーの上を越えた。

 ソシエダのイマノル・アルグアシル(Imanol Alguacil)監督は試合後、「彼を批判するのはたやすい。大事なのはこういったチャンスをつくり出すことで、決まればその方がよい。ただこれもサッカーであり、われわれは彼をサポートしていかなければならない」と述べた。

 もう1試合の準決勝は、7日にアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)の第1戦が行われる。(c)AFP