【2月7日 AFP】チリのセバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)前大統領(74)が6日、同国中部の湖水地方で、乗っていたヘリが墜落し死亡した。ピニェラ氏の事務所が発表した。

 ピニェラ氏は湖水地方の湖の一つ、ランコ湖(Lago Ranco)周辺で子どもや孫と一緒に余暇を過ごしていた。ヘリには4人が搭乗していたが、同氏以外の3人は無事だった。

 ピニェラ氏は米ハーバード大学で(Harvard University)経済学修士号を取得。航空会社やテレビ局、サッカーチームなどに投資するなどして財を成した。大統領職は2010~14年、18~22年の2期務めた。

 自家用ヘリを保有しており、これまでもたびたび自ら操縦してヘリ旅行に出掛けていた。
(c)AFP/Paula Bustamante