JTBCドラマ「スカイキャッスル」=JTBCホームページキャプチャー(c)news1
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【02月05日 KOREA WAVE】韓国の光州(クァンジュ)地裁で1月29日、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)の罪に問われた被告の姉妹2人の公判が開かれた。

起訴状によると、姉妹は2016年5月から昨年1月、「光州市と合弁の米国大型医療機器会社に投資すれば米国の永住権が得られ、子どもを現地の医大に入学させることができる」を虚偽の説明をして勧誘。医師や薬剤師など4人から40億ウォン(1ウォン=約0.11円)相当を詐取したとされる。多い人は1人で22億9000万ウォンもの被害に遭っていた。

姉は米大手医療機器会社の韓国支社代表だったが、妹は姉を「米国医大出身の全南大学交換教授で、米国永住権獲得の専門家」と紹介していた。

2人は芸能人と一緒に撮った写真や高価な外車、高級ブランド品などを被害者に見せ、信用させていた。

姉は「韓国支社代表を務める会社が光州市とともに産業団地に3200億ウォンの投資をする予定だ」と言って投資への参加を募っていたといい、実際に2018年、光州市に約3200億ウォン台の海外企業投資誘致を提案したことがあるという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News