【2月4日 CGTN Japanese】中国最大スパンの骨組みコンクリートアーチ橋、中国南部の広西チワン族自治区南丹県から天峨県までの南天高速道路にある「天峨竜灘特大橋」が2月1日の午前11時に開通しました。これは世界初のスパンが600メートルを超えるアーチ橋でもあります。

 天峨竜灘特大橋は国家交通運輸業界の重点プロジェクトで、同自治区河池市天峨県に位置し、紅水河にまたがる全長2488.55メートルです。橋本体は計算スパン600メートルの上路式トラス型コンクリートアーチ橋で、対面4車線、設計走行速度は時速100キロです。大橋の主体工事は2020年12月に全面着工していました。

 南天高速道路の南丹県から天峨県までの区間は2022年末に既に開通済みで、天峨竜灘特大橋の完成により南天高速道路の全線がつながり、南部の広西チワン族自治区と南西部の貴州省の交通の「大動脈」を効果的につなぎ、天峨県の広西チワン族自治区の首府・南寧市3時間経済圏、貴州省の省都・貴陽市2時間経済圏への組み入れを推進し、沿線地域の農業・副産物の輸送と人々の往来の便を向上させるものとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News