ソウル駅で改札口を行き来する市民ら(c)NEWSIS
ソウル駅で改札口を行き来する市民ら(c)NEWSIS

【01月29日 KOREA WAVE】ソウル交通公社は来月2日まで、地下鉄の不正乗車の特別取り締まりと予防キャンペーンを実施している。

公社は地下鉄1~8号線の275カ所で不正乗車特別取り締まりを実施。65歳以上が無料で乗車できる優待カードの不正使用が多発している駅などに重点を置く。

公社は毎年キャンペーンなどで公正な地下鉄利用を呼び掛けており、昨年は不正乗車4万9692件を摘発し、付加金約22億5000万ウォン(約2億4877万円)を徴収した。

2017年から不正乗車について100件以上の訴訟も進めており、最高で1975万3000ウォン(約218万円)の付加金が認められたケースもある。

不正乗車の種別では、優待交通カード不正使用(83.0%)が圧倒的に多く、小・中・高校生割引券の不正使用(9.6%)や乗車券なしでの乗車(7.4%)が続いた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News