【1月29日 Xinhua News】中国各地では2023年、電力使用量が比較的高い伸びを示し、2次産業、3次産業の電力使用量が急増し、製造業のハイエンド化、スマート化傾向が際立った。

 中国国家能源(エネルギー)局によると、23年全国の電力使用量は前年比6・7%増の9兆2241億キロワット時、うち2次産業は6・5%、3次産業は12・2%それぞれ増加した。

 中国送電大手、国家電網傘下の国網浙江省電力の統計分析によると、同省の製造業31業種のうち、29業種で電力使用量が前年比で増加した。同社データアナリストの孫鋼(そん・こう)氏は「同省工業分野の電力消費に『一加(増加)一減(減少)』の傾向が見られ、産業構造の転換と高度化を直接的に反映した。『減』はエネルギー多消費型業種でみられ、アルミニウム製錬業の年間電力消費量は13・3%減少した。『加』はハイテク・高付加価値業でみられ、太陽光発電設備・部品製造業の年間電力消費量は50・9%増加した」と説明した。

 山東省では、電気機械・器具製造業、コンピューター・通信・その他の電子機器製造業、自動車製造業の電力使用量が大きく増加し、ハイエンド製造業は工業分野の電力消費量の伸びをけん引する重要な力となっている。

 遼寧省瀋陽市は自動車産業にけん引され、裾野産業のゴム・プラスチック製品業、金属製品業といった自動車の川上産業の電力使用量が急増した。

 経済構造の最適化と高度化が進み、サービス業と消費が経済成長を主導する役割がより際立った。3次産業の電力使用量の伸びは22年を大きく上回った。浙江省杭州市の3次産業の電力使用量は10・2%増の335億8300万キロワット時になり、産業全体の電力使用量の42・2%を占めた。同市は産業構造の転換・高度化の成果が顕著で、3次産業は経済発展の新たな原動力となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News