【1月29日 Xinhua News】中国の宇宙開発大手、中国航天科工集団(CASIC)の傘下企業、中国航天三江集団に属するロケット会社が「快舟」ロケット向けに開発した再使用技術の試験機が26日、垂直離着陸試験に成功した。

 試験は液体酸素・メタンエンジンを採用し、飛行時間は22秒。9秒間のホバリング(空中停止)の精度は垂直方向でプラスマイナス0・15メートルだった。安定した姿勢で所定の位置に正確に着地し、ロケット本体も良好な状態を保った。

 今回の成功は、再使用型液体酸素・メタン燃料運搬ロケット「快舟」シリーズの研究開発の基礎を築いた。(c)Xinhua News/AFPBB News