【1月27日 Xinhua News】中国国家能源(エネルギー)局総合司の張星(ちょう・せい)副司長は25日の記者会見で、2023年のエネルギー産業はエネルギー投資のけん引機能を効果的に発揮させ、石炭・電力・石油・ガスのインフラ投資の潜在力を持続的に引き出し、エネルギー投資は急速な伸びを維持したと明らかにした。

 モニタリングによると、全国で建設中、または年内に着工予定の重点エネルギープロジェクトへの投資額が約2兆8千億元(1元=約21円)となり、前年比伸び率は前年を1・6ポイント上回った。

 全国のエネルギー投資の伸びは比較的高い水準を維持した。同局は全国の重点エネルギープロジェクトの建設を積極的に進め、エネルギー投資は急増を維持した。投資額を地域別にみると、東部地域が28・5%、中部が13・6%、西部が22・5%それぞれ増加した。

 新エネルギー投資が急増した。新エネへの投資実行額は34・0%以上増加し、太陽光発電への投資実行額は6700億元を超え、雲南省、河北省、新疆ウイグル自治区の集中型太陽光発電の投資実行額はいずれも前年の2倍以上に増えた。風力発電への投資実行額は3800億元を超え、遼寧省、甘粛省、新疆では陸上風力発電投資が加速した。(c)Xinhua News/AFPBB News